こんにちは、ミニマリストはや(@minimalist_HAYA)です。
みなさんは何かやろうとした時、すぐに行動できなくて後回しにしてしまった…
なんてことはありませんか?
・重要な仕事だが、今の仕事が終わってないから後でやろう…
・テスト勉強を後回しにしてしまい、テスト前日に一夜漬け…
・すぐやれない自分に対して自己嫌悪してしまう…
そんな悩みを解決するために、この記事では「すぐやる人が実践している習慣」を5つご紹介いたします。
すぐやる人の習慣は以下の5つです。
・すぐできる環境を作る
・早起き早寝
・数値を入れた明確な目標
・マネをする
小さなことから始める

「よし、やるぞ!」と行動に移した際、いきなり難しいことから始めていませんか?
最初の勢いは大事ですが、いきなり難しいことから始めてしまうとすぐに躓いてしまい、せっかくの勢いが失速してしまいます。
そもそも何かを始める際、一々気合いを入れているようでは長続きしません。
野球やサッカーなど、どんなスポーツでも始めからいきなり試合をしたりしませんよね。
必ずウォーミングアップや準備体操をすることで体を慣らし、パフォーマンスを向上させてから試合に臨みます。
勉強や仕事でも同じです。
すぐやる人は心理的な負担の少ない簡単な作業から始め、徐々に難しい作業へと進んでいきます。
最初が上手くいくと気分が向上し、リズム感が生まれ、全体をスムーズに進めていくことが出来ます。
勉強であれば、まず自分の得意な分野から始めましょう。
問題集とノートを広げペンを持ち、解けそうな問題から解く。
そうして気分を上向きにし、リズム感が出てきたところで苦手分野の勉強へと進む。
こうすると苦手分野でもスムーズに勉強することが出来ます。
いきなり坂道で自転車を漕ぎ出すより、平坦な道で漕ぎ出しスピードを出してから坂道に挑む方がラクですよね。
まずは気が乗らなくても簡単で小さなことからやる。
そうすることで「できるぞ!」と気分が上がり、面倒で難しいタスクに対しても「せっかくだから、やってみるか」となっていきます。
すぐできる環境を作る

テスト勉強をしようとしたらいつの間にか部屋の掃除をしていた…。
そんな経験を持っている人は多いと思います。私もそうでした(笑)
なぜそんなことになってしまうのでしょうか。
それは「誘惑の多い環境に身を置いている」からです。
よし、勉強頑張るぞ!と机に向かったはいいものの、机の上に散乱するプリントや漫画、スマホやゲーム機、更に机に積もるホコリなんかが気になってしまい、思考がが勉強以外に奪われます。
そうすると勉強に集中するためにはまず部屋の掃除をしよう!となってしまい、いつのまにか大掃除大会を開いてしまったり、懐かしい思い出の品を見つけてしまったりと、本来の目的から逸脱してしまいます。
すぐに行動できない人は、すぐに行動できない環境で頑張ろうとします。
そんな環境では「勉強頑張るぞ!」といった意志力は続かず、誘惑に負けてしまいます。
誘惑に負けると意志力の弱い自分の弱さに失望し、自身がなくなってしまう・・なんて悪循環に陥ってしまいます。
すぐやる人は意志力に頼らず、誘惑そのものを遠ざける方がラクだと知っています。
そのためには、自分で自分を動かせる環境を作ることが重要です。
勉強の例で言えば、「机の上に何も置かない」「スマホを手の届かないところに置く」などが有効です。
または、やるしかない環境に身を置くことです。
これは環境を作るより即効性が高く簡単なことかもしれません。
具体的には、自宅ではなくカフェや図書館で勉強することです。
自宅に比べて誘惑が圧倒的に少ない分、本来の勉強に集中して取り組むことができるでしょう。
意志力を磨いて自分を律することも大切ですが、自分を動かせる環境を作ることによって、もっとスムーズでラクにアクションを起こすことが出来ます。
早起き早寝

脳は朝起きてから2〜3時間を経過したあたりが、一番活発に活動します。
すぐやる人はこのことを知っているため、早起きをして朝の時間を大切にします。
朝は驚くほど脳がスッキリした状態なので、どんどん前向きな行動ができるようになります。
この時間にクリエイティブな仕事、重要なタスク、読書などのインプットをすると効率的に時間を使え、その後の1日は充実感に満たされて過ごすことができます。
また、誰にも邪魔されない一人の時間を過ごせるのもメリットの一つだと思います。
さらに、朝の時間の重要性がわかれば、夜は早めに寝ることができます。
早起きをするにはまず、早寝をすることが大切です。
早起きで有名な俳優の哀川翔さんは以下のように語ります。
みんな朝早くに起きられないって言うけど、答えは簡単だよ。早く寝ないからでしょう。で、早く寝られないっていうのは、早く起きてないからだよね。『早寝早起き』って言葉は間違い。『早起き早寝』が正解でしょ。
まさにその通りだと思います。
まずは早起きすることを徹底すると、夜は自然と眠くなる時間が早くなっていきます。
「睡眠とは1日の終わりではなく、次の日の始まり」と考えると無理なく出来そうですね。
数値を入れた明確な目標

あなたの目標はなんでしょう。
そして、その目標はどれくらい明確なのでしょうか。
すぐやる人は目標に数値を取り入れることで行動をコントロールしています。
逆に行動できない人は感覚に頼っているため、安定した行動(すぐやる)をすることができません。
例えば宅建の資格を取ろうと思い、調べてみると約300時間の勉強が必要だとわかりました。
試験まで残り5ヶ月だとすると、毎日2時間勉強する必要があります。
このように数値のある目標を設定すると、友達からの急な誘いに参加したくなっても「資格取得のため今日は我慢しよう」と自分の欲をコントロールすることが出来ます。
これは数値で目標を設定しているからこそ、今は我慢しなくてはいけないのか、まだ余裕があるのか、という判断が下せます。
一方、数値のない目標はその場の雰囲気やノリに流されてしまい、自分の欲をコントロールできなくなってしまいます。
つまり、数値ある目標は基準を与えてくれるのです。
数値で物事を捉えること出来れば、判断力が高まり、その結果的確な行動をとれるようになります。
さらに自分にもっと自信が持てるようになり、どんどん前向きな行動ができるようになっていくのです。
曖昧な目標ではなかなか成果に繋がることはありません。
明確な基準が出来れば判断に迷うことがなくなるため、行動にスピードも付きます。
ぜひ目標には数値をつけてみましょう。
マネをする

すぐやる人はマネすることに抵抗がなく、素直にマネしながら知識や技術を学んでいきます。
私たちは知識や技術を学ぼうとするとき、お手本が必要です。最初は皆素人ですからね。
いきなり自分よがりの方法でやろうとすると躓きますし、初動に大きなエネルギーを必要とします。そして大抵の場合は上手くいきません。
まずはお手本をしっかりと観察し、考えや行動を学び、時には質問します。
そして習得したいことを徹底的にマネすることが成長の第一歩なのです。
マネをする=パクると思い込み、抵抗のある人もいると思います。
しかしそれは間違いで、むしろ我流を通してしまうと変な方が染み付いてしまいます。
例えば富士山に登るとします。
ここでのお手本は、富士山に登頂した経験のある人です。
その人が使っていた道具や装備、持ち物やルート、各合ごとのポイントや知識などをマネることはパクリなのでしょうか。
むしろ自分の浅い知識と装備で富士山を登る方が危険ではないでしょうか。
すぐやる人は基本を大切にします。その基本を習得するには、いい型を持っている人のマネをするのが効果的です。
初めはマネすることが大切ですが、次のステップに進むには「守破離の原則」が必要です。
守…徹底してマネる段階
破…守で習得したものに自分のアレンジを加える段階
離…オリジナルを確立していく段階
このステップを踏むためにも、ひとまず個性は封印し、素直な心でマネをする。
それが大きな第一歩となっていくのです。
まとめ
以上がすぐやる人の習慣でした。
やりたいこと、やるべきことがあるけど中々行動に移せないという方に参考になったでしょうか。
特に「すぐできる環境を作る」ではミニマリストの考え方によく似ています。
あなたは自分の達成したい目的のために、どんな目標を立てますか?
こちらの記事で紹介した5つの習慣を実践し、あなたの人生がより良いものになったなら、こんなに嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。