こんにちは、ミニマリストはや(@minimalist_HAYA)です。
会社を辞めて、家が無い生活を始めてから約1ヶ月が経過しました。
家が無い生活と聞くと、橋の下や駅のホームで生活するホームレスを連想するかもしれません。
そこで今回は、
・家なし生活を選択した理由
・家なし生活はどのような生活か
・メリットとデメリット
をご紹介しようと思います。
私のこの生活が誰かの役に立つとは思いませんが、
こんな生活をしている人もいるんだなー程度に読んでいただけたらと思います。
目次
そもそもなんで家が無いの?

それはズバリ、「会社を辞めたから」です。
会社を辞めた詳しい理由は別の機会にでも話そうと思いますが、
要約すると
「未来に希望が持てなかった」
からです。
私の働いていた会社は1年に多くて2~3回の転勤があるため、社員はみな会社が用意した社宅に住んでいます。
私も例に漏れず、入社後の配属から約4ヶ月で初めての転勤。その8ヶ月後にもう一度転勤と、入社から退職までの約1年5ヶ月の間に2回の転勤を経験しました。
この転職の多さは、私をミニマリストに目覚めさせる要因の一つとなりました。
話を戻します。
社宅とは、会社が不動産業者を介して大家と賃貸借契約を結びます。
なので、私は「会社に住む場所を与えてもらっている」状態です。
そのような状態なので、当然会社を辞めれば出ていかなければなりません。
こうした経緯で家を失いました。
家がない生活を選んだ理由

大きく分けて2つあります。
①いろんな場所へ行ってみたい
元々私は旅行が好きで、学生の頃から一人で金沢、草津、熱海、岡崎、鹿児島などに行っていました。
仕事を辞めた今、好きな時に好きな場所へ行ける自由を手に入れました。
なので色々な場所を転々と一人旅しようと思い、あえて家を持ちませんでした。
②家を持たない生活を経験してみたい
ミニマリストになってからというもの、少ないモノで生活できるようになりました。
持ち物をすべて合わせても、普通乗用車に余裕で入る量です。
転勤の際の引越しでは、毎回車1台ですませていました。
するとふと、
「家がなくても生活できんじゃね?」
という考えになりました。
家を持たないで生活する人なんてそうそういませんし、そういう生活がどういったものなのか興味を持ちました。
いい機会だし、やってみっかーくらいの軽い気持ちで始めました。
どんな生活をしていたの?

家を失って初めての宿泊先はネットカフェでした。
元々ネカフェで寝泊まりしたことはあったので特に抵抗はなく、「とりあえず」で利用しました。
価格は12時間パックで約2200円。普通のビジネスホテルに泊まるよりはかなり安く抑えられます。
数日間はネカフェに泊まりつつ、自由な生活を謳歌していました。
しかし、ネカフェは完全な個室ではないため、周りの利用客の音が絶えず聞こえてくるため、落ち着けるプライベートな空間ではありませんでした。
特に深夜は寝ている人も多く、大きなイビキが聞こえて来ることもしばしば。
ネットカフェは一時的に泊まるのはいいと思いますが、毎日過ごすには苦痛でした。
まぁ料金を考えればコスパはとてもいいです。
横になって寝れますし、ブランケットや枕もある。ネットもできるし漫画も読み放題。飲み物も飲み放題で、朝食は無料でトーストとポテトを食べることができますし、シャワーも無料。有料ですが洗濯もできます。
その気になれば利用し続けることもできなくはないのですが、やっぱり私は1人になれるプライベートな空間が欲しくなりました。
かといって仕事がない身。
お金は減る一方なのでホテルなどの贅沢は極力避けたいです。
しかし毎日ネカフェでは辛かったので、気分転換に2,3日に1回は健康ランドや温泉施設の休憩スペースで寝泊まりしていました。
その後は友人宅に泊めてもらったり、休日を装って実家に泊まったり(親には辞めたことを伝えていません)、道の駅で車中泊したり、人生経験として大人のホテルにも泊まりましたし、友人と旅行に行ってロッジに泊まったりもしました。
会社勤めではできなかったことがこの1ヶ月でたくさん経験できたのはとてもよかったです。
家なし生活のメリット・デメリット

家なし生活をしていて良い点と悪い点がはっきりしてきました。
メリット
ミニマリストの私が家なし生活をして良かったと思うのは、圧倒的に自由だということ。
いつどこに行こうが何をしようが(法律の範囲内で)許される環境は、会社に縛られていた苦痛から解放されたこともあり、とても楽しかったです。
なかなか会えなかった友人にも会うことができましたし、その友人と泊まりがけで旅行に行くことできました。
デメリット
逆に悪かったと思うのは2点。
お金がかかり過ぎることと、落ち着ける空間がないこと。
貯金を切り崩して生活している身なので、毎日ホテルに暮らすなどの贅沢な暮らしはできません。
少しでもお金を節約しようと、安くすむネカフェや温泉施設を利用するため、プライベートな空間もなく、一人で落ち着ける空間がありませんでした。
今後どうしたいか
家なし生活を1ヶ月やってみて導き出した結論は、
家が欲しい!!!!!!
というものでした笑
やっぱり一人落ち着ける家は私の生活には必須でした。
もちろん、家を持たなくても楽しく生活できる人もいるとは思いますが、私の場合は「拠点」となる家が欲しいと強く思いました。
家が無い生活を経験することで、自分にとって家は必要なものだと改めてわかったのです。
今後は賃貸で部屋を借り、私の「拠点」をつくって生活基盤を整えたいと思います。