こんにちは、ミニマリストはや(@minimalist_HAYA)です。
皆さんの部屋はキレイですか?
床や机の上に一面に、物が溢れかえってはいませんか?
そうした部屋より、整理整頓されたキレイな部屋で生活する方が、毎日気分良く過ごせると思います。
そこで今回は、整理がもたらす効果と、具体的な方法ついてご紹介していきます。
目次
本題に行く前に、そもそも「整理」って何?
本題に行く前に「整理」という言葉の意味についてご紹介します。
整理とは
1.乱れた状態にあるものをかたづけて、秩序を整えること。
2.不必要なものを取り除くこと。
引用:大辞林 第三版
「生活に不必要なものを取り除く」
これが整理の本質です。
ただ単に、部屋を綺麗に整頓することではありません。
目指せミニマリスト!整理がもたらす3つの効果
整理がもたらす効果は3つ。
②金銭的効果
③精神的効果
①時間的効果
無駄な時間が無くなり、自由に使える時間が増えます。
不必要なものを取り除くことで、そのものにかけていた時間が無くなるからです。
「探し物」が代表的な例ですね。
整理を怠り、部屋が不必要なもので溢れかえっていた場合、探し物には時間を要します。
例えば、1日に5分探し物をするとしたら、1年で30時間以上探し物をしている計算になります。
これを少ないと感じる人もいるかもしれませんが、1日5分勉強する人と、探し物をする人とでは、長期的に見ると大きな差が生まれてきます。
整理を怠ると、こんなにも無駄な時間と損失が発生します。
しかし、一度やってしまえば、まったくしなくなるものです。
②経済的効果
無駄遣いや二度買いがなくなり、金銭面で余裕が出てきます。
無駄遣いや二度買いをする原因は、家が不要なもので溢れているので、自分が何を所有しているのかわからないのです。
・漫画の新刊を買ってきたら、既に持っていた
自分で必要なものを判断できないから、無駄遣いをしてしまう。
不要なものが多すぎて管理ができないから、二度買いをしてしまう。
整理を行うことで、これらの無駄がなくなり、浮いたお金を他に回すことができます。
③精神的効果
余計な思考や不安がなくなるので、ストレスなく生活ができます。
不必要なものに割く考えがなくなるので、今やるべきことに集中できます。
友達と遊びに行く時に、探し物が見つからなかったら、気になって楽しめませんよね。
買い物の時も、「これって家にあったっけ?」とわからずに不安になってしまいます。
一つ一つは小さなことかもしれませんが、塵も積もれば山となる。
積もりに積もった精神的ストレスという山が、何かの拍子に噴火してしまうかもしれません。
そうならないためにも、整理することは大切なことです。
目指せミニマリスト!整理の具体的方法
整理は、3つのステージに分けられます。
Stage2:必要なモノだけある状態
Stage3:必要なモノを用途ごとに分けた状態
徐々にステージを上げていくことで、暮らしやすい環境が整ってきます。
Stage1:必要なモノと不必要なモノがある状態
整理がされていない、初期の状態です。
部屋の中には、必要なモノと不必要なモノで溢れ、どこに何があるか自分が理解出来ていないのです。
このステージの目標は「不要なものを手放す」です。
部屋が整理されていない状態で長く生活していると、自分にとってどれが必要なモノで、どれが不必要なモノなのかの判断が付けられません。
不要なモノの判断基準は、「今後使う明確な予定があるかないか」です。
使う予定が無いモノは、手放してしまっても大丈夫です。
「いやいや、いつか使うかも知れないから取っておいた方がいいでしょ!」という意見があるかもしれません。
しかし、そうそう使う時は訪れません。
いつ必要になるかわからないものを所有し続けていたら、いくらスペースがあっても足りません。
そして、万が一必要な時が来たとしても、大量にあるモノの中から探し出すことは困難です。
もし見つけたとしても、長年保管しているので壊れているかもしれません。
万が一の時の為に保管していても、管理や維持費がかさむだけです。
必要になる時に備えて取っておくのではなく、必要になったら買えばいいのです。
なので、まずは使う予定の無いものを手放すことから始めましょう。
それだけでもまずは、「お部屋」から「人を招ける部屋」にランクアップすることができます。
Stage2:必要なモノだけある状態
使う予定の無いモノを手放した状態です。
次の目標は「使うものを用途ごとにまとめる」ことです。
まずは、「今使っているモノ」と「今後使う予定のあるモノ」に分けます。
今後使う予定のあるモノは、使用用途に合わせて保管しておきましょう。
水着や浮き輪、パラソルなどは「海水浴」という括りでまとめる、といった感じです。
普段使わないモノなので、押し入れやクローゼットの奥に入れておきましょう。
そして、今使っているモノも用途ごとにまとめます。
・料理で使うもの→食器・調理器具・調味料・食器用洗剤など
・洗濯で使うもの→衣類用洗剤・柔軟剤・ハンガー・アイロンなど
当たり前と言ったら当たり前のことですね。
キッチンにシャンプーを置いたり、洗濯機の横にフライパンを置いたりしませんよね。
モノは用途ごとにまとめ、最短距離で使える場所に置くことがベストです。
Stage3:必要なモノを用途ごとに分けた状態
この状態になれば、もう整理は完了です。
モノの使用目的と使用場所がマッチし、どこに何があるかわかるようになりました。
一度この状態になってしまえば、不必要なモノなどの異物をすぐに察知できるようになります。
そして、今まででは考えられないスピードで異物を排除できるようになるのです。
この状態を維持していくことで、整理が及ぼす3つの効果を実感することができ、快適で暮らしやすい生活を実現できるのです。
まとめ
生活する上で、モノとは必ず向き合わなくてはいけないことです。
きちんとモノと向き合わないと、モノは私たちからたくさんのモノを奪っていきます。
そうならないためにも、「整理」という方法でモノと向き合い、きちんと考えていかなくてはなりません。
整理によってもたらされるメリットは、計り知れないのですから。
この記事が、あなたの生活に少しでも役に立てたのなら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。