おはようございます。
ミニマリストはや(@minimalist_HAYA)です。
あなたは自分に自信を持っていますか。
博報堂生活総研が2018年に発表したデータによると
「自力自信(自分自身の力による自信)がありますか」の問いに対し、
「ない」と答えた方は57.1%でした。
日本人の半数以上が、自分に自信がありません。
そこで今回は、現代人の「姿勢」に注目し、
姿勢を良くするだけで、自分に自信が持てる科学的理由についてご紹介します。
現代人は姿勢が悪い
年々猫背の人が増加しています。
その原因は、長時間同じ姿勢でのデスクワークやスマホの長時間使用が挙げられます。
カフェや電車の中でもスマホを片手に猫背になっている人はよく見ると思います。
デスクワークやスマホの長時間使用は、前かがみの状態になりがりで、猫背になってしまいます。
猫背という悪い姿勢を続けていると、腰痛や肩こりの原因となってしまい、無駄なエネルギーを消耗してしまいます。
悪い姿勢は活力を奪い、自分に自信が持てなくなってしまう原因となってしまうのです。
姿勢が良いと前向きになれる
姿勢が良い人はポジティブ思考になり、姿勢が悪い人はネガティブ思考になります。
ヴィッテン・ヘァデッケ大学の臨床心理の研究でこんな実験が行われました。
40個の単語を見せました。
その後、8分間歩いたあとに先ほどの単語を可能な限り思い出させます。
すると、良い姿勢で幸せそうに歩くグループは、ポジティブな単語を多く覚えていました。
一方、悪い姿勢で落ち込んだように歩くグループは、ネガティブな単語を多く覚えていたのです。
この結果から、背筋を伸ばした良い姿勢は、ポジティブな思考を生み、それが自信へつながっていくことがわかりました。
逆に、猫背な悪い姿勢は、ネガティブな思考を生み、自信を失わせる原因になってくるのです。
実際に私も背筋をピンと伸ばすことを意識してブログを書いてみたのですが、
いつもより疲れにくく、集中して書くことができました。
おまけに、「この部分、次の記事でも使えるな」などのアイディアもでるようになり、自信も少し湧いてきました。
姿勢を良くすると、脳が前向きな思考になり、結果それが自分自身への自信となるのです。
良い姿勢で自信をつける簡単な方法
良い姿勢は前向きな思考を生み出し、結果自信へつながることがわかりました。
では、具体的に良い姿勢になるにはどうすればいいのかを3つご紹介します。
細かく言えばもっとたくさんの方法があるのですが、今回は簡単にできる方法だけを厳選しています。
この3つだけでも十分に効果はあると思います。
①胸を張る
歩く時と座っている時は常に胸を張ることを意識します。
胸を張ることによって、自然と背筋が伸びます。
これにより、血液中に含まれる脳のエネルギー源であるブドウ糖と酸素が多く運ばれるため、脳が活発化します。
すると、ストレスホルモンであるコルチゾール値が低下し、ストレスに強く、前向きな思考になれるのです。
姿勢を良くする効果は、身体だけではなく、周囲にも影響を及ぼします。
姿勢が良いというただそれだけの理由で、第一印象は良くなり、周囲から好印象を持たれるのです。
②運動する
運動をすることで筋肉が付き、同じ姿勢をキープすることができます。
運動習慣がなく、筋肉が弱い状態のままだと良い姿勢をキープすることができず、猫背になってしまいます。
そうすると疲れやすい体になってしまい、
お年寄りで腰がものすごく曲がっている方をたまに見かけますが、
これは筋肉の衰えにより、元の良い姿勢に戻すことが難しくなっているからです。
この悪循環を脱するために、運動が必要なのです。
運動と聞くとランニングや筋トレを想像するかもしれませんが、
姿勢を良くする程度ならストレッチで十分だと思います。
(もちろんランニングや筋トレの方が効果は高いです)
ストレッチは筋肉を伸ばすことによって柔軟性を高め、筋肉が疲れにくくなります。
1日に10分でもいいので、ストレッチをする習慣を作ると、
姿勢を保つ骨格筋が鍛えられ、良い姿勢を保つことができます。
③疲れをとる
良い姿勢を保つため、疲労を感じたらゆっくりと休みましょう。
身体に疲れが溜まってくると、筋肉疲労の原因とされる乳酸が蓄積され、筋肉や関節が動かしにくくなります。
そうなると同じ姿勢をキープすることが難しくなり、「②運動する」で説明した悪循環に陥ってしまいます。
疲れを取る一番の方法は、やはり睡眠です。
睡眠が重要なのはみなさん知っていると思いますが、その効果はただ身体を休めるだけではなく、
記憶の整理や心身の修復をしてくれています。
睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで、身体の疲れや傷ついた部分を修復してくれているのです。
この睡眠時間が短いと、身体の疲れが取れないだけではなく、
イライラしたりしてストレスが溜まってしまいます。
疲れた時は十分な睡眠をとりましょう。
自信を持つには身体も心も健康でなくてはいけません。
姿勢を良くして自信を持とう
ローマの詩人ユウェナリスは、
「健全なる肉体の中に、健全なる心」という言葉を残しました。
良い姿勢を保つことによって、前向きな心が宿ります。
それが、自分に対する自信につながるのです。
自信をつけたい方は一度試してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。