・本質は「大事なモノを選ぶ」こと
・片付けで必要なモノを選ぶ練習をしよう
こんにちは、ミニマリストはや(@minimalist_HAYA)です。
片付けと聞くと、多くの人はまず、物を減らしていくと思います。
しかし、中々片付けられない人は捨てる・捨てないの判断に疲れてしまい、
途中で投げ出してしまいます。
結果、部屋は散らかったまま…なんてことも。
そこで今回は、「片付け」とはそもそも何なのか、その本質についてご紹介していこうと思います。
ネタバレをしますと、本質は「大事なモノを選ぶこと」です。
片付けの本質は「捨てること」ではない
片付けの目的は、「キレイな部屋にする」ことではなく、「自由な時間を手に入れる」ことです。
物を探す時間、管理する時間、迷う時間を片付けをすることによって最小限にし、時間を生み出すのです。
例えば、毎日30着ある洋服の中から今日着ていく服を選ぶのは大変です。
今日一番のお気に入りの服を選ぶのに時間がかかりますし、選択するという行為はとてもエネルギーを使います。
さらに、衣類を管理する手間や探す手間によって、私達の大切な時間が奪われていくのです。
仮に1日10分服選びに時間がかかるとすると、1年で3650分。
1年で約2.5日も服選びに時間を使っている計算です。
さらに洗濯、干す、取り込む、畳む、仕舞う、クリーニング、衣替えなどの時間も合わせるともっと時間を奪われています。
片付けによって服を半分の15着にしただけで、これらの時間も半分になります。
それだけで私達は年間で30時間も自由な時間を手に入れられます。映画10本以上観れますね。
究極的には学生服のように、毎日着る服を1種類に絞る「私服の制服化」をすることです。
そうすることで、そもそも選択の必要がなくなり、管理の時間も最小限に出来ます。
私服の制服化は、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが有名ですね。
片付けは、ただキレイな部屋を手に入れるだけではなく、やりたいことをやれる時間を手に入れることができるのです。
本質は「大事なモノを選ぶ」こと
「片付け=捨てること」ではなく、「片付け=大事なモノを選ぶこと」です。
片付けは捨てることにフォーカスしがちですが、本質は自分にとって大事なモノを選び、残すことです。
片付けられない人はまず、何を捨てて何を残そうか考えます。
1つ1つのモノに対し、これはいるこれはいらないと判断を下していたら体力が持ちません。
そして、大抵のモノはいらないという判断になると思います。
そうではなく、まずは必要なモノ・大事なモノを選ぶのです。
初めに必要なモノ・大事なモノさえ選んでしまえば、後は自動的に捨ててもいいモノになります。
不要なモノとは、「過去に必要だったもの」で、「今と未来には必要のないモノ」だと考えます。
過去に目を向けるのではなく、今とその先にある未来を見るのです。
持ち続けるものを選ぶということは、未来を選ぶことです。
そして、未来を選ぶということは、人生を選ぶということです。
どういう人生を歩みたいかを考えると、大事なモノも明確に見えてくると思います。
片付けで必要なモノを選ぶ練習をしよう
必要なモノを選ぶことは、理想の人生を選ぶということに直結します。
片付けは「自分の人生に貢献してくれるものか」を基準にして考えるといいです。
明確な基準がないと、あれも必要これも必要となってしまい、結局片付けることができません。
なぜ必要なのか?を考える必要があります。
必要かどうかの基準は人それぞれなので、実際に自分で繰り返し練習するしかありません。
テレビが自分の人生に貢献してくれる人もいれば、そうでない人もいます。
だからこそ、自分で行動する必要があるのです。
繰り返しの練習によって、自分の人生に合った取捨選択が上手くなります。
取捨選択が上達すると、モノが増える時に、本当に大事なモノを選ぶことが出来ます。
選んだモノによって、理想の人生が近づきます。
片付けの際に、モノを捨てる技術やノウハウはもちろん必要になってきます。
しかし、その前のステップとして、大事なモノを選ぶという行動が重要になってきます。
まずは、目指すべき理想の人生とそれのために必要なモノを決める。
その後に、どう片付けるかを学べばいいのです。
この記事が少しでもみなさんの片付けに役に立てたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。